環境活動

脱炭素化に向けたマザックの取り組み

2030年までにカーボンフットプリントの50%削減*を目指します。

* 2010年比

弊社は「環境」を重要な経営課題と位置づけ、「製品のライフサイクルを通したCO₂ の排出削減」を目指した企業活動を推進しています。製品の製造はもちろん、その製品をお客様が使用し、使用後の廃棄に至るまでのCO₂削減にも目を向けて、省エネ機能の製品開発に取り組んでいます。その実証のために、自社工場のMazak iSMART Factory™ に自社製品を設備して、データを収集・分析し、新しい省エネ機能の開発に反映しています。今後も、お客様の生産現場における脱炭素化に貢献するために製品開発を進めていきます。

カーボンフットプリント：商品のライフサイクル全体で排出された温室効果ガスの排出量をCO₂に換算し、「見える化」したものです。

ライフサイクル全体の CO₂排出量を見える化

1:|調達
2: |生産
3: |販売導入
4: |使用
5: |廃棄

マザトロールが実現する高生産性と環境負荷低減の両立

マザトロールCNC装置をコアとしたマザックの工作機械は、省エネ機器の搭載やクーラント機器の最適制御、AI やデジタル技術の活用、複合加工機・自動化システムの導入による工程集約を可能にすることで、高生産性と環境負荷低減の両立を実現します。

1:|高生産性
2: |環境負荷低減
3: |デジタル
4: |自動化

NEOシリーズの環境性能

工作機械のライフサイクル全体の中でCO₂が最も多く排出されるのは、機械を導入されたお客様の工場で使用される期間です。
NEOシリーズは、高生産性と高精度な加工性能を維持しながら、従来機と比べ消費電力を大幅に削減することでお客様の工場におけるCO₂排出量の削減を可能にします。従来機に比べ消費電力量の46%の削減を実現しました。

CO₂排出量削減に向けたアプローチ

脱炭素化を目指した技術開発は、生産性向上と両立する必要があります。工作機械への省エネ機器の搭載のみならず、AI やデジタル技術の活用、工程集約、省資源・省廃棄物といった4つのアプローチにより、この両立を目指しています。こうした総合的なアプローチにより、お客様の生産性を損なうことなく環境負荷を低減し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。